恋と映画とフランス女☆フランス流ライフスタイルエッセイ☆福元こころ

フランス映画や小説の中のフランス女の恋愛を通し、フランス流マインドで40歳からの幸せ作りをアテンドします。

【エッセイ】フランスのお正月

Bonne année 2017

 

みなさま、明けましておめでとうございます。

福元こころです。

 

2017年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、クリスマスもすっかり終わってしまいましたが、

実は、クリスマスの記事を用意していました。

 

しかし、ドイツで悲劇が起こってしまい、書く気になれませんでした。

 

このネタは、今年のクリスマスまで温めておきます。

 

 

では、フランスのお正月ってどんな感じだろう?

 

そう思われている方もいるかと思い、

今日はフランスのお正月について書きます。

 

 

クリスマスのイメージが強い欧米での新年といえば、

街のシンボル的な大通りでのカウントダウンが、日本でもニュースで放送されます。

 

 

私は、フランス留学時代は地方都市で一人暮らしをしていたため、

そのような場に参加する機会はありませんでした。

 

フランスでも、新年はお休みです。

「冬休み」ではなく「クリスマス休暇」になります。

 

 

10年前の事なので、はっきりと記憶していないのですが、

12月23日頃から学校は休みでした。

 

基本的には、実家に帰り、家族や親戚が集まってホームパーティーをします。

その準備なのか、クリスマス前のスーパーは激混み。

さらに、以前こちらに書いた買い物カート(しかも大きい)

 

chocolat815.hatenablog.com

 

に山盛りに積まれた食材を見て、驚いたのをよく覚えています。

 

 

フランス人の話によると、クリスマスイヴの24日から、食べ通し食べるそうです・・・

 

 

そして、胃袋がちょっと休まったと思ったら、今度は大晦日。

ここでまた、食べる、飲む、話す、食べる・・・のだそう。

 

考えただけでも、お腹いっぱいになりますね。

(実家で過ごした学校の先生は、3キロ太ったと言っていました)

 

 

このクリスマス休暇を利用して、

フランスに隣接するヨーロッパの国からの留学生らは、

基本的には自国へ帰国していました。

(クリスマス=家族という印象が強かったです)

 

 

 

そして、新年を迎えます。

 

 

日本では、伝統的に"正月三が日"と言われるとおり、

1月3日までが「お正月」と呼ばれます。

 

 

実は、フランスにはこの「お正月」という習慣はありません。

 

大晦日から明けた1月1日は、新年として迎える事は迎えます。

しかし、迎えてしまえばそれで終わり。

 

 

なんと、2日から通常生活になります。

 

 

「は・・・早っ(汗)」

 

これが私の最初の感想でした(笑)

 

 

唯一暇でダラダラできる「お正月」。

でも、2日から動かないといけないの〜と、最初は泣きそうでした。

 

しかし、その前に2週間、たっぷり休んでいるんですけどね。

 

 

ちなみに、パリではシャンゼリゼ通りでカウントダウンがあります。

そしてなぜか、通りに面しているお店のショウウィンドウが割られます。

 

これは、翌日のニュースで毎年見る光景です。

 

ある時、フランス人に聞きました。

「あんなに毎年割れれたら、大変じゃないの?」と。

 

どうやら(割られる事が分かっているので)予め「保険」に入っているそうな。

 

これは聞いた話なので真実かどうかはわかりませんが、

そうでもしないと大変ですよね。

 

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私なりの見解ですが、

クリスマスはフランスなどの欧米で。

お正月は日本で過ごすのがベストかな。

 

そんな都合良く過ごせる2017年になりますように(笑)

 

それでは、よいお正月をお過ごし下さい。

 

こころ